お知らせ
浅草岳 下見登山 2024_6_16
皆さんいかがお過ごしでしょうか? ふるさと只見案内人協会の角田です。
今回は6月23日(日)に開山予定である浅草岳ですが、6月16日(日)に下見登山を実施しましたのでご報告です。
標高1585m、新潟県境に接する浅草岳は、夏でも雪が残る大雪渓の山として人気です。
鬼ヶ面山の豪快な岩場、神秘的なブナ林、山頂附近の高山植物の群落など変化に富んだ山で、毎年多くの登山者に愛されております。
山開きは毎年6月第4日曜日に行われ、10月下旬までが登山シーズンとなります。
マイカーでのアプローチは只見沢登山口駐車場か、入叶津登山口駐車場。登山口からの所要時間は、それぞれ約3時間30分~4時間で往復8時間程度を要します。
■浅草岳の高低図。
手書きではありますが一目瞭然なので、登山される方にお渡しすると喜ばれます。ご入用の際は登山前にインフォメーションセンターまでお声かけください。
なお下記リンクからもダウンロードできます。
■今回は下見登山と言う事で、山開きルートと同様に只見沢登山口から入山し、入叶津登山口へ下るルートで実施しました。(例年の山開きルートです)
開山日 | 令和6年6月23日(日) |
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備考 (山開きルート解説) | 会津と越後の国境にある人気のある山です。 山開きでは只見沢登山口から入叶津登山口へ縦走する約12Kmのロングコースになります。 田子倉湖や鬼ヶ面の絶景を眺め、草花を愛で、山頂から天狗の遊び場と呼ばれる草原を下って、 小三本の雪渓を渡り、ブナの森を下ります。 |
6/16(日) 下見登山タイム ※登山道整備を含む時間です | 06:22 只見沢登山口より入山 |
開山日当日は上記山開きルートではなく、只見沢登山口の往復ルートになります。
例年実施している只見駅から只見沢までの送迎バス、叶津登山口からの乗り合いタクシーはありませんのでご注意ください。
ただ「どうしても山開きルートを歩きたい!」と言う方は、事前に入叶津登山口に移動手段(車、自転車等)を置いておく事をおすすめします。
二人以上で登山される方であれば、入叶津登山口へ車を置き、もう1台で只見沢登山口へ向かう事も可能かと思います。(この場合2台車が必要です)
入叶津登山口は携帯が通じますので、下山後にタクシーを呼ぶことも出来ますが、あまりおすすめは出来ません。(理由は料金がお高め&台数が少ないので断られる場合がある為です)
■次に今回の下見登山での要所をお伝えします。
※登山口入って直の木道 | 「年々斜めになりつつあります。雨に濡れると抜群に滑りますので注意してください。 今年度補修予定です」 |
※幽ノ倉沢の仮橋 | 「渡る時はお一人ずつお願いします」 |
※沢の写真 | 「意外に滑ります。足元注意」 |
※ピンクテープ | 「山のピンクテープは様々な意味があります。 頭上注意や道迷いの道しるべ、目立たないトラロープ」 |
※樹木に赤スプレーでキケン | 「根本が折れている為、倒木する可能性があります。注意して進みましょう。 決して触れない様にしてください」 |
※田子倉眺めから鬼ヶ面 | 「残雪があるので雪食地形が良く分かりますね」 |
※各所標柱 | 「打ち直しと筆入れをしてあります」 |
※剣ヶ峰から山頂 | 「天候に恵まれ登山コースが良く見えます」 |
※各所の崩れ | 「今年も崩れが多いです。一歩一歩着実に進みましょう」 |
※岩場にマーキング | 「迷いそうだったら矢印の先を見てください」 |
※山頂 | 「天候に恵まれ登山コースが良く見えます」 天狗の遊び場からの木道は毎年破損が見受けられる様になりました。 ステップを可能な限り打ち直してありますが、注意して進む様お願いします。 |
※旧避難小屋からの雪渓 | 「例年に比べ残雪は少ないですが、大変良く滑る為、アイゼン着用をおすすめ」 |
※平石山下山途中(トラロープ) | 「毎年雪崩により登山道が細くなっているので注意が必要」 |
※入叶津側の倒木 | 「下見役員が2名しかいない為、最小限の整備に留めています。 ご理解とご協力をお願いいたします。」 |
■浅草岳は隠れたお花の名所でもあります。
※ヒメサユリ
※シラネアオイ
※ウラジロヨウラク
※イワカガミ
※タニウツギ
※タムシバ
※ツバメオモト
※ギンリュウソウ
※アカモノ
※ヤマツツジ
■今年の浅草岳登山バッチのデザインは『ニホンカモシカ』です。6月23日(日)よりインフォメーションセンターにて配布しております。
■なお、今年は各開山日より自然首都・只見満喫チャレンジキャンペーン~只チャレ2024~を開催しておりますので、皆様奮ってご参加ください。
・ 只チャレキャンペーン 2024(pdf)
最後に登山される皆様の笑顔と快晴をお祈りしております。どうぞご安全に。
作成 令和6年 6月17日 ふるさと只見案内人協会 角田 誠