会津朝日岳の下見登山をして参りました 2023_6_4

皆さんいかがお過ごしでしょうか?ふるさと只見案内人協会の角田です。
今回は6月11日(日)に開催される予定である、会津朝日岳の下見登山を6月4日(日)に実施しましたのでご報告です。

標高は1624mと決して高くはない山ですが、深山幽谷に拓かれた三等三角点を擁する頂、四季折々の険しい山脈の絶景、一度は登って見たい岳人達の憧れとして、日本二百名山にも選ばれております。

赤倉沢と荒禿沢の仮橋を渡る際はお一人ずつ渡りましょう。所々新しくなっているのが、ちょっと嬉しかったです。

参考タイムとしては往復で9時間。片道6.2kで往復12.4kのロングコースで標高差としては約1084m+登り返し110m=1194m(直登や急登が連続する為、体感は想像以上)ピクニック気分で登れる山ではありません。初心者は登山教室やガイドツアー、経験者を擁したグループに参加するなど検討された方が無難です。

今回は下見登山と言う事で、山開きルートの整備と確認を実施しました。下記にタイムスケジュールを記載しますので、登山の際に参考になさってください。

〇開山日 令和5年6月11日(日)6時~

6/4(日)下見登山タイム ※登山道整備を含む時間です

06:00 赤倉沢登山口より出発
06:54 三吉ミチギ 到着  (07:04 出発)
08:05 人見の松 到着   (08:19 出発)
08:43 叶ノ高手 通過
09:42 避難小屋 到着   (09:49 出発)
10:04 バイウチ高手  到着(10:20 出発)
10:54 会津朝日岳山頂 到着(11:29 出発)
12:13 避難小屋 通過
12:49 叶ノ高手 到着   (12:55 出発)
13:22 人見の松 通過
14:09 三吉ミチギ 到着  (14:16 出発)
15:07 赤倉沢登山口 到着

入山時間計 9時間7分(整備、休憩時間を含みます)
※・行き:4時間54分 ・帰り:3時間38分 ・休憩:35分

登山道における支障木は、撤去出来るところは全て整備してありますが、出来ない箇所はピンクテープを目印にしてありますので、通過の際は頭上注意でお願いします。

毎年登山道の様子が変わって来ている様な気がします。所々登山道が細くなっている箇所がありますので、足元も注意して行きましょう。

さて、昨年は降雪が少なかったので、山頂直下の雪渓も少ないと思われましたが、例年よりは少ないがしっかり残っておりました。所々登山道にも残雪が残っておりますので、今年もしっかりアイゼンを持って行きましょう。
なお、道迷いしそうな箇所にはピンクテープや赤スプレーを目印にしております。見落とさない様に進んでくださいね。

なお、山頂直下の雪渓終点部にピンクテープを垂らしたトラロープを張っておりますが、登山の為に張っているわけではありません。あくまで立ち入りを規制する為ですが、万が一滑落した際の最後の砦だと思ってください。

会津朝日岳と言えば花の名所としても有名ですよね。今年は残念ながらヒメサユリの開花が遅れております。下見登山時につぼみすら発見出来ませんでしたので、開山日当日は難しいかも知れません。

タムシバ・サンカヨウ・ニリンソウ・イワカガミ・ショウジョウバカマ・カタクリ・オオカメノキなどを見ることができました。

会津朝日岳の登山バッチです。6月11日(日)より駅インフォメーションセンターにて配布しております。当日は赤倉沢登山口(6:00~7:00)でも配布しております。

なお、今年は各山開きの日から10月31日まで自然首都・只見満喫チャレンジキャンペーン~只チャレ2023~を開催しております。各撮影ポイントで写真を撮影し、応募した方の中から抽選で豪華賞品プレゼント!を実施中です。皆様奮ってご参加ください。

最後に、山におけるケガと弁当は自分持ちと昔から申しますが、登山される皆様の笑顔と快晴をお祈りしております。どうぞご安全に。

作成 令和5年 6月5日 ふるさと只見案内人協会 角田 誠

会津朝日岳 | 只見町インフォメーションセンター 公式サイト (tadami-net.com)


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